虫封じを子供の時に体験しました

私は赤ん坊の時に虫封じを行ったと母親から聞きました。
虫封じの事はそれまで聞いた事も見た事も無かった私は母親に「それ何」と尋ねると、母親は「お前は夜泣きが酷かったから、虫封じのお婆さんに「カンの虫」を封じる虫封じをしてもらったんだよ」と答えてくれました。

そして私は母親に虫封じのお婆さんの自宅を聞いて、私の長男が生後8ヶ月の時に夜泣きを治して貰おうと虫封じのお婆さんの自宅を訪ねて行ったのです。

母親から「虫封じの費用は大体3千円から5千円くらい」と聞いていた私はその程度の金額ならば問題は無く支払えたのと、更に母親から「虫封じのお婆さんに甘い物でも買っていきなさい」と言われたので近所の和菓子屋でまんじゅうの詰め合わせを買って持参し、お婆さんの家へ向かいました。

虫封じのお婆さんは「カンの虫の虫封じか」と言って私の子供を抱きかかえると、手に持っていた白い手ぬぐいで子供の顔や腕や足を拭き始めました。
そしてしばらく待って、長男の腕や足から白い糸の様な物が立ち始めたのを見てお婆さんは「これが「カンの虫」だよ」と言って私たちに糸の様な物をつまんで見せ、「これで虫封じは終わり」と言って虫封じは終了したのです。

虫封じの置物で少しは

子供が出来た頃はとても嬉しくて辺り全ての人に出来たんですって叫びたくなるくらいでした。それから間もなくして私の子供も疳の虫が酷くなってきて凄く大変な毎日を過ごすことになりました。生まれた頃からちょっと気にはしていたんですが、次第に酷さも増してきたので嫁も眠い中起きては抱き上げて泣き止ますことが増えていったんです。私もときには嫁に代わり抱かかえてあげますが出る幕がないと言いますか嫁にしか出来ないことでした。授乳してやっとこさ収まったと思い下ろして寝かそうとすると、またまた泣き出す始末です。私も心のどこかで藁にも縋る思い、頭の中では虫封じの置物でも必要なんじゃないかと考える始末です。ちなみにそれから宮参りで購入した虫封じの置物ですが少しは効果があったのか疳の虫も前よりは多少なりともマシになったほうだと思います。こういった物を置いてそうなると何だか不思議だなあって考えながら長いこと虫封じの置物を置いていてものです。
病気平癒ガン封じ祈祷と水子供養の寺「せんき薬師 西福院」

虫封じで、疳の虫を鎮めて、平穏な生活を!

結婚して、夫婦で一番欲しいものといったら、間違いなく、愛の結晶である赤ちゃんです。
赤ちゃんは、かわいくて思わず頬ずりしたり、抱きしめてしまいます。生まれて数ヶ月は、ミルクが欲しくて、それこそ1,2時間に1度は泣き出し、その都度母乳やミルクを与えなければなりませんが、半年も過ぎると与える間隔も長くなり、親の睡眠不足も減り、子育てが一段落し、ほっとできます。
ところが、1歳前後から、夜中に突然ぐずって大泣きし、それが繰り返され、生活に支障を来たすことがあります。この症状を昔から、身体の中に疳の虫がいて、その虫が暴れるために大泣きすると信じられてきました。疳の虫が騒がないようにと虫封じが、今に伝わっています。
方法としては、虫封じを行なってくれる神社にお参りする方法です。神社によって方法は異なっていますが、手足を清めた後、手の平や足の裏に蟲や梵字を書いて、祈祷すると、手足から白い虫が出て行くそうです。
非科学的な面はありますが、効果があるという人は多く、全国各地で虫封じが行なわれています。
それだけ赤ちゃんの夜泣きやぐずりに困っている親御さんは多いということだと思います。

昔からよく聞く 虫封じについて

昔から日本には夜泣きする子や癇癪をおこす子を見ると「むしが出た」とか「疳の虫」「虫封じしなければ」とか言いました。
一説によると昔は衛生状態の関係からお腹の中に寄生虫が湧く子共が多く、実際に寄生虫は肉眼でも見えるものなので、それが原因で言葉の発せない乳幼児が泣きわめくとその寄生虫が原因なのではないか、と大人たちは思いそういった言い回しをするようになったのではないかと言われています。
その対処策は宗教的なものに頼ったものが多かったそうで、祈祷、お祓い、または家で塩で手を洗う、墨で文字を書くなどのお呪い的まものまであったそうです。今でも神社によっては受け付けている所もあるみたいです。
もう一つは僕も夜泣きのある子だったので経験があるのですが。「樋屋奇応丸」という丸薬を飲ませるものです。関東のほうでは「宇津救命丸」らしいです。
これはいわゆる万能薬として江戸時代からあった物で、成分はジャコウ、五黄、朝鮮人参、などの生薬で江戸時代はこういった生薬の原料は輸入していた為に高価で庶民には手の出せない物でしたが、子供の飲む分量くらいなら何とか・・という事情で広まったそうです。ですから歴史は古く、380年間使われている事になります。

私の「疳の虫」を封じた植物

私は子供の頃所謂「疳の虫」の強い子供だったそうです。私自身はよく覚えていないのですがとにかくちょっとでも気に入らないことがあると場所を選ばすうわーーーっと大暴れして家族、特に母親を大変困らせていたらしいです。(ホント、私時自身はあまり覚えていないのですが・・・)
3歳の時に遠方の父の叔母宅を訪ねたときにもかなり大きな疳の虫を発動させたようで、その様子をみた叔母が「疳の虫を封じるにはこれが効く」と、庭先にあったユキノシタという植物をすりつぶした汁をガーゼに浸したモノを私の口に押し込みました。すると、なんと私の疳の虫(暴れ)がぴたっと収まったそうです。そして帰宅時にそのユキノシタを株分けされて我が家の庭にもユキノシタが根付きました。その後私が疳の虫を発動させると有無を言わさず母が叔母と同様の方法をとること1年、あれほど家族と母を悩ませた私の疳の虫はすっかりなりをひそめることとなったそうです。今でも我が家の庭にはユキノシタがしっかり植わっております。たまに母がユキノシタで天ぷらを作ってくれますが、ほろ苦くてけっこうイケますよ。